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名誉会員
鎌倉稔成氏
鎌倉稔成氏は,応用統計学会役職として,2004-2005年度に監事,2006-2007年度に副会長,2008-2009年度に会長,2010-2011年度に無任所理事,2012-2013年度に監事,そして2018-2019年度にも監事を務められ,本学会の発展に尽力された.鎌倉氏は,1980年に文部省統計数理研究所研究員,1985年から中央大学に勤務され,優れた研究を積み上げられるとともに,多くの研究者を育成してこられた.鎌倉氏は,生存時間分析における統計解析法の研究,センシングデータの統計解析の研究,屋内における人の位置推定に関する研究,スポーツのデータ解析,空間データと災害の統計モデルの研究を中心に,理論面と応用面の両面にわたり様々な統計学の研究に従事してこられ,数多くの論文を発表された.応用統計の啓蒙にも尽くしてこられた.
これらの業績は特筆すべきものであり,応用統計学会名誉会員としてふさわしいと判断できる.